2017年1月8日日曜日

双極性障害と抗うつ薬

まず、双極性障害と抗うつ薬のお話をしようと思います。

さて、私がうつ病ではなく双極性障害だと診断されたのは、発症から3年も経ってからです。

それまで抗うつ薬を投与しても治らないどころか症状が悪化しておりました。

3年もの間、抗うつ薬としてSSRI、SNRIから始まり、三環系抗うつ薬、四環系抗うつ薬、と徐々に抗うつ薬としては強いものを処方され、しまいにはラピッドサイクラーと躁鬱混合状態になってしまいました。

ラピッドサイクル、躁鬱混合とはなんぞや?

双極性障害で怖いのはうつ病を前提とした抗うつ薬治療により不必要に躁状態が引き起こされてしまうところです。

不必要な躁状態になってしまうと、躁とうつのサイクルが速くなり(ラピッドサイクルと呼びます)、また躁と鬱が混ざって(躁鬱混合状態)になります。

混合状態時にはエネルギーが高くて動けるものの、気分や気持ちの不快感が付きまとう状態です。また、不快でありながらも頭の回転は速いのため、頭に体がついていかないような感覚でした。




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