2017年3月5日日曜日

人間関係が原因で苦しくなった時の考え方

自分がメンタルヘルスを患っている事をどこまで他人に伝えるか?伝えるべきか?
伝えたら自分が苦しくなってしまうのではないだろうか?

メンタルヘルスではこんな悩みがつきものです。

こればかりは関係性にもよると思いますが、双極性障害Ⅱ型患者と家族はどう接するかで述べたように、患者は他人との約束を守れない事がしばしばあったりするので、信頼関係に影響を及ぼしかねません。

メンタルヘルスを患ってる事は出来れば言いたくないものですが、言った方が楽になる事も多々あります。

では、メンタルヘルスであることをなぜ言いにくい、言いたくないのか?

うつ病にしろ、躁うつ病(双極性障害)にしろ、統合失調症などは、脳の疾患であるにも関わらず世間一般ではまだまだ心の病として捉えられているためだと思います。

脳も臓器なのでがんとか糖尿病とかと同じなのですが、脳の疾患は動ける動けないに関わらず様々な行動に直結してしまうので、どうしても甘えだのなんだかんだうんたらかんたらだからこいつはだめだと言ったり思ったりする人が多いため、どうしても患者であることを言えなくなってしまうのかな、と個人的には思います。

健康な人から見るとメンタルヘルス(特に周囲に患った人を見たことがない人)は未知のものであり、未知のものに対しては誰でも恐怖心を持っているため偏見を抱いてしまうかもしれないし、また患者の方も偏見を持たれるのではないか、との恐怖心から言い出せない事が多いと思うのです。

しかし、メンタルヘルスを患っている事を言えないために生活が苦しくなってしまうのはなんだか自分の首を自分で絞めているような気がしてなりません。

私はそんなの絶対いやなので、自ら病気である事を結構しゃべってしまいます。

偏見?そんなのもうどうでも良いです。思いたいやつには思わせておけば良いと思っています。
年を取ったためか、人がどう思おうが自分の生きたいように、自分が少しで苦しくないように生きた方が楽であると思うからです。


自分は自分、他人は他人。

つまり

うちはうち、よそはよそ。

私はこれを「おかんの呪文」と名付けました。

おかんの呪文を唱えて生きれば人間関係に関して、結構楽に生きられると思うのです。

おかんの呪文はメンタルヘルスのみならずなんにでも活用できます。

しかし、おかんにはだいたい理不尽が付き物ですが、隣近所にいる人しか適用されません。



例えば、普段暮らしていてアメリカの大統領と自分を比較して落ち込む事はあまりないでしょう。
「トランプさんは○○だ。それに比べて私なんか△△だ…。私はなんてダメな奴だろう…。」

で、話をもとにもどすと、メンタルヘルスが原因で他人と比べて苦しい、他人にどう思われているか苦しい、そう思ったらどうすればよいか。

私はこう提案します。

おかんの呪文「うちはうちよそはよそ、うちはうちよそはよそ、うちはうちよそはよそ……」と心の中で唱えましょう。

少し楽になると思いませんか。
そして重要なのはおかんの理不尽は無視することです。


注)まあ、これはあくまでも考え方の話なので個々の親子関係の話ではありません











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双極性障害Ⅱ型患者と家族はどう接するか

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